firebirdというオープンソースのデータベースを使ってみた【その1】
firebirdというデータベースについて書こうかと思います。
ガラパゴスでは、
Ruby on Rails + Mysql + Apache
で開発することが多いです、はい。
最近はVPSとかが多くて、そうなってくると、メモリに余裕ないですし、みんなの要求水準上がってきてますし、しょぼいマシンでレスポンスのいいサイトがこれから求められてくるような気がします。
そういったサイトを作るべく、自社HPのリニューアルでWEBチームは色々と実験をしたので、その話について書けたらと思います。
ちなみに、新自社HPは、
自作CMS(PHP) + firebird + lighttpd
という構成になっています。
で、まあfirebirdって何ぞい、っていうお話ですが、簡単に言えば、Mysql並みのレスポンスで、メモリ使用量が大分少ないDBです。
Firebirdは、MySQLやPostgreSQLなどと同じオープンソースのデータベースです。
Borland社がオープンソースとして公開したInterBase 6.0がもととなっています。
次に、Firebirdの特徴を説明します。
Firebirdは誰でも簡単に利用できるような以下の特徴を持っています。
インストール・管理が簡単
- 簡単にインストールすることができます。
- また、1データベース:1ファイルの構造のため、管理が簡単です。
- バックアップの際には1ファイルをコピーするだけです。
軽量なデータベース
- Firebirdのインストールに必要なディスク容量は約20MB程度、
- データベースは600KB程度で作成できます。
商用利用でも無償で利用可能
開発したアプリケーションの組み込みデータベースとして利用可能
優秀ですね。
日本ではあんまり普及していないので、ググっても多くは出てこないかと思いますがもったいないので、最低限使えるぐらいには書こうかなーと。
とりあえず、ubuntuにインストールするあたりまで今日は書きます。
firebirdにはclassic、super、superclassicの3つがあります。詳しくはググってもらうとして、今熱いのはsuperclassicやろ、ということでsuperclassic。
現時点でubuntuは10.10で、firebirdは2.5です。
sudo aptitude install firebird2.5-superclassic
管理ユーザーのパスワードとか聞かれるけど、適当に設定しておけばOK(本当か?)。依存関係はaptitudeさんが勝手に解決する(だろう)。
DBの作り方とかは次回。