Rails3で始めるRuby on Rails入門 第0回 フレームワークとは?
Rails研究員のgcです。
ガラパゴス社にも新人アルバイトが大勢入って来まして、Railsの入門記事でも書こうかと思った次第です。
ちなみに、この記事はRails初心者を対象にしています。
まず、Railsとは何なのか?
Railsの目的は、動的なWebページを配信することにあります。
Webページ自体はHTMLという言語ファイルによって表示されていますが、RailsはこのHTMLをプログラムによって自動生成します。
Ruby on Railsの対抗勢力として、PHP、Perl、Pythonなどがあります。
Railsの特徴
Railsはフレームワークと呼ばれる、プログラム言語の一つ上のレイヤーから成り立ちます。
(Rubyがプログラム言語で、RailsはRubyで書かれている拡張のようなものです)
フレームワークは他にも、PHPのBakePHPやPythonのpylonesがありますが、Railsはそのなかでもお先駆けの存在です。
フレームワークは最大の利点は、プロジェクトを複数人で管理するときに非常に管理しやすい、
すなわち、初めてプロジェクトに参加する人がどのファイルをいじればよいか分かり易かったり、人員毎のファイルの分割がしやすいことにあります。
これは、オブジェクト指向プログラミングにも共通する概念で、C++やJavaをやりこんでいる人にとってRailsは比較的理解に難くなく、一方で、その概念が理解出来ていないとフレームワークの良さを感じられないでしょう。
MVCフレームワークの特徴
Railsは"Model-View-Controller"フレームワークを採用しています。
ここで色々書くより、実際にRailsに触れた方がMVCの特徴がつかみやすいでしょう。
一応、簡単に説明すると、
- Model: データベースを利用するためのモジュール郡
- Controller: ページをグループ化したロジック
- View: ページのテンプレート
という感じです。もちろん、今はわからなくて結構です。
さて、こんな感じで次回はインストールの話をしましょう。
gcでした。
【次回】Rails3で始めるRuby on Rails入門 第1回 Railsの全容 - スマートフォンアプリ開発会社のエンジニアブログ