【猿でも受かる】SJC-P合格法【このゲームには、必勝法がある】

*下の方は真面目に書いてますので読んでくれると嬉しいです。

「私・・・売られるんですか?
 どこかの国に売られて・・・
 売春とかさせられて
 お父さんにも会えなくなっちゃうんですか」

「負けたら
 そうなってもおかしくないね」

「うっ・・・うっ
 あーーーーーーーーーーーーっ」

「泣くなっ
 泣いても 何も解決しないぞっ
 心配するな
 お前は負けない。
 このゲームには、必勝法がある。」

「!?
 必勝法!?」

「ああ
 このゲームには
 必勝法がある」

かのLIAR GAMEで秋山大先生が仰っていたセリフです。(LIAR GAME2巻より)
負けたら1億円の負債を背負わされるゲームに巻き込まれることになったナオ。
敗北に怯え、泣き崩れるシーンで秋山大先生が放ったセリフが上のものです。
本当にかっこいいですね。
ちなみに僕は毎週異常な量の週刊誌を購入してます。
ヤンジャンは本当に好き。いずれ漫画について記事書きます。話がずれました。

そう、SJC-P受験にも必勝法があるのです。

ズバリ・・・

暗記

教科書に書いてあること全部暗記すれば受かると思うよ。

暗記さえすれば猿でも受かるっていうのに…落ちる人っているのかい?


いや冗談です。死ぬ気で勉強してかなりギリギリでした。
大学の授業全サボリするくらい本気で勉強しました。
まぁそこまでしたのは僕の頭がアレだからであって、
もっと賢くてプログラミング経験もあったりしたら普通に受かると思います。
既に受かって、普通に簡単に感じた人は僕とスペックが違います。

断言しますが、必勝法とかないです。
もし本当にあると思った人は少し考えを改めましょう。
ただ必勝法は暗記と書きましたがあながち嘘ではないです。
努力するしかないです。頑張って、本気で勉強して初めて合格できます。
仮に必勝法があるとして、SJC-Pを受けようという人はおそらく仕事で
Javaを使う人でしょう。小手先のテクニックで受かっても意味はありません。
この機会に、しっかりと基礎を固めるつもりでちゃんと勉強しましょう。
確実にステップアップすることができます。
ナオと同じで受かるかどうしようもなく不安になることもあるかもしれません。
その不安を解消してくれるのは努力だけです。頑張りましょう。

まるでピッコロさん

読み飛ばしてくださって構いません。

頑張ってJavaの勉強をして成長した!
この状態でバイトに戻ったら活躍できるに違いない!
そう思っていた僕はフリーザ戦前のピッコロさんでした。
知らない人のために少し説明します。(*簡単のためやや台詞を変更しています)
ドラゴンボールという漫画ではフリーザという、それはそれは強大な敵と戦います。
ピッコロさんは主人公である孫悟空の仲間です。
かの有名なピッコロさんは界王星で修行を積みます。結果、相当な成長、自信を得ます。
「例え、フリーザ相手でも負ける気がしない。俺をナメック星(フリーザとの決戦の場)に呼べ」と。
「勝てる!あいてがどんなヤツであろうと負けるはずがない!」と叫んだりもします。
ドラゴンボールで叶えられる本当に貴重な願いを使って、ピッコロさんをナメック星に呼びます。
絶体絶命の仲間たち!そこへ駆けつけるピッコロさん!!
「待たせたな」
「ピ・・・ピッコロさん!!!!」
安堵する仲間たち。見せ場ですね。
ピッコロさんは自信を持っています。加勢しようとする仲間に向かって、一人でやると宣言。
成長した圧倒的な力を見せるピッコロさん。フリーザも戸惑います。
しかし、フリーザも隠していた力を開放。
驚く仲間たち。
「あ・・・あいつ・・・まだ本気じゃなかったのか・・・」
しかしピッコロさんは違います。
「俺もだ。本気でやろう」
「ピッコロさんも本気じゃなかったのか!勝てる!!」
喜ぶ仲間たち。先程の秋山にも劣らぬかっこよさです。
しかし、違うのはここからです。
ピッコロさん。

フルボッコにされます。
それはもう惨めなほどに。

敵の強さを知ったピッコロさん。しかしスピードには自信があります。
「くそったれ!パワーがてめえならスピードはオレだ!一生かかっても追いつけんぞ!!」

追いつかれます

話が長くなりましたが、僕が言いたかったのは資格獲得がゴールではないということです。
資格をとってからバイトに入りましたが、まだまだ知らない事だらけで、更なる勉強の必要性を感じています。
皆さんもSJC-Pの試験を一つのステップとして、より高みを目指して欲しいと思います。
ちなみに、誤解のないよう言っておきますが、ピッコロさんは大好きです。

上は何か冗談で書いたわけですが、
深夜にこれ書いてて何が面白いんだろうと泣きそうになりました。
「挑発的な感じで書け、タイトルは猿でも受かるを入れろ」と社員さんに言われ、
ネタに乗っからず無難に書くのも悔しかったのでこんなことになりました。
上の記事でイラッとした人も、下に真面目に記事書いたので、
SJC-Pの受験を考えている人は見てくれると嬉しいです。
*この上の記事とは切り離してください。

改めまして。

SJC-P合格体験記

こんにちは。ガラパゴスAndroidチームの@knqyf263です。

私事なのですが、2011年6月3日にSJC-P(1Z0-853)を受験し、合格いたしました。
今回はそのSJC-Pについてお話させていただきたいと思います。
かなり主観が入ってる部分もあるので参考に出来る部分は参考にする感じでお願いします。
新試験(2011年6月1日スタート)になってからの記述はほぼないと思うので結構しっかり書きます。
ぐぐっても出てくる記事が古かったりで混乱させられることが多かったので。



SJC-Pって何なの?というと、Oracle認定Javaプログラマのことです。
結局良く分からないかもしれませんが、要はJavaの資格試験です。
以下がOracleの正式ホームページです。
http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=320&p_org_id=70&lang=JA

SJC-Pは割とポピュラーな試験で、取ろうとする人も多いかと思います。
Javaの資格には他にもSJC-WCなどもあり、SJC-Pのほうが難易度的には下です。
Google先生に聞いてみたところ、SJC-Pは簡単!というのをチラホラ見かけたので
いけるだろ。と思って調子乗って受験を決意しました。
最初に一つだけ言わせてください。

簡単とか嘘です!

資格の難易度ランキングとかで基本情報処理技術者試験より下に位置づけされているのを見かけます。
僕は1年半ほど前に基本情報を受けました。その頃はPCが好きでいじってるだけの人間でした。
C言語は既に学習を終えていましたが、基本情報の知識は殆ど無い状態でした。
基本情報は午前に広い知識を問う問題、午後に実際のプログラミングの知識などを問う形式です。
僕は前日の昼から勉強を始めました。夜にだるすぎるのでおかしいな?と思って熱を測ったら39℃でした。
朝まで勉強を続けましたが、朝には40℃。後に新型インフルエンザと判明するのですが、
騙し騙し試験へ。結果、合格しました。
午後の対策はほとんど必要なかったとはいえ、実質数時間の勉強で受かっています。

それに対し、今回のSJC-Pですが、勉強時間で言えば150時間くらいかけました。
基本情報の20倍近いです。しかも、自分は1年以上前からJavaの勉強はしていて、
ある程度文法は知っていましたし、数カ月前からAndroidアプリの開発もしていて、
実務でも少しは使用していました。それでも本当に苦戦しました。
どうしても難易度ランキングに文句が言いたかったので長くなりました。すいません。
ただ簡単だと思って受けるハメになる人や、実務で使ってるから楽勝と思っている人に
少しアドバイスでした。次からはSJC-Pの形式について説明します。

SJC-P(1Z0-853)の試験形式

まず最初に説明ですが、僕が受けた試験は2011年5月31日まではCX-310-055と呼ばれていた試験になります。
これは試験を実施する会社が変わったことによります
CX-310-055(旧試験)について説明します。

試験時間:180分
出題数:60問
合格ライン:58%

となっています。
基本的に、こういうIT系のベンダー試験は試験会場へ行ってPCを使って受験します。
SJC-Pは問題がデータベースに登録されていて、そこからランダムに60問出る感じみたいです。
PCを使って回答を選択していきます。全て選択形式です。
4択の中から1つ、とか8択の中から3つとか色々です。
それで60問回答を終えるとその場で合否が出ます。
合格の場合、後ほど家に合格証などが郵送されます。
また、PCでの受験であるため、予約さえすれば年中受験可能です。

上に書いた出題数などは旧試験の場合です。これが2011年6月1日から変更になりました。
以下です。

試験時間:150分
出題数:60問
合格ライン:70%
*出題内容の変更はありません。

一瞬見間違えると思います。「あぁ、試験時間を増やす代わりに合格ラインを上げる感じか」と。
いいですか?よく見てください。新試験、試験時間減ってます。そう。つまり、
「試験時間を減らす代わりと言っては何だけれども、合格ラインも上げっから」
ということです。さらに見てください。出題数に変更はありません。
しかもご丁寧に出題内容に変更がない、つまり簡単になったりはしないよと教えてくれています。
聡明な方なら思うでしょう。「馬鹿なのかい?」と。理不尽さはもうチンピラレベルです。
「焼きそばパン買ってこい。お前の金でな」と同じレベルです。

5月中はプロメトリックという会社が試験を行っていました。
それが、6月からはピアソンVUE社に変更になります。それにともなってということらしいです。
是が非でも5月中に受けようと思っていたのですが、
出願ミスって6月頭という本当に何の得もないタイミングでの受験となりました。
五月中だったら58%で良かったので、もっと勉強時間少なく行けたのですが、70%でかつ
確実に受かるレベルまで到達するにはかなり勉強が必要です。
学生はセンターの社会とかをイメージして下さい。7割なら頑張れば安定して取れるけど、
9割安定して取るためには相当の勉強時間が必要。
得点率が上がると、勉強時間に比例して点が取れるわけではないということです。

SJC-Pの受験費用

これが本当に考えられないくらい高いです。

試験料(税込): 34,230 円

チケットを買うことで多少安くすることができます。自分は
【楽天市場】日本オラクル正規販売代理店。IT試験受験チケット販売中。:IT試験ドットコム楽天支店[トップページ]
で購入しましたが、それでも3万円です。考えられない。学生にはきつい金額でした。
それによって難易度が上がってる気もします。先程の基本・応用情報処理技術者試験
国家資格で5000円程度で受験可能です。落ちてもいいかくらいのリラックスした気持ちで
受けられるのに対し、こっちは絶対落ちられないというプレッシャーがかかります。
ただ応用情報などは年に2回しか試験がないのに対し、SJC-Pなどは年中可能なので
受けやすいです。

勉強期間

僕の場合は約2週間です。一ヶ月くらい前から勉強は始めていたのですが、バイトなども忙しく
なかなか時間が取れず、本気でやり始めたのは2週間前です。毎日10時間は勉強して、多い日は
14時間くらいやってました。ひたすら詰め込んで強引に受かった感じです。
受験10日前に模試を受けました。割と勉強していたし、簡単と聞いてたから余裕なんだろうなぁ
と思ったら結果は30%。合格まで2倍以上伸ばさないとじゃん!と思っていたら、
その模試は「本番より簡単に作られているので、出来ても調子に乗らないように」とのこと。
全く足りねぇぇぇぇ!!!!!とそこからより本気でやり始めました。
本当に簡単ではないです。舐めてると間違いなく、そう間違いなく落ちます。
そこから本気になって死ぬ気でやったので、合格時の僕の点数は85%。割と余裕で受かりました。
ただ本番は明らかに難しく感じます。正直落ちたなと思いました。
結構勘が冴えたおかげもあったかなと。
強引に勉強して合格しましたが、頑張ってよかったと思っています。
一ヶ月前に比べてコーディングの幅が広がりましたし、バイトでの開発も、
理解できるところが格段に増えました。
大変でしたが、Javaの知識が曖昧な人はSJC-Pを受験する価値はあると断言します。

勉強で使った参考書とか勉強方法とか勉強しておくべき重要単元とか、色々言うべきことはあるのですが、
ここまでで既に相当(無駄に)長くなってしまいました。個人的に相当疲れました。
これからSJC-P受ける人でもっと色々聞きたい!って人がいたらコメントくれたら頑張ってもっと丁寧に第二弾を書きます。
ただ特に需要がなさそうだから書かない可能性も高いです。暇があったら第二弾も書きます。
半年後に受ける人とかの役に立てる可能性もあるし。それでは失礼しました。